南北朝時代~室町初期のファンサイト。人物紹介、関連書籍、史跡など。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【太平記】第1回 父と子
「私たちは今、歴史の大きな転換期の中に生きている… 『太平記』の時代も日本の歴史の大転換期だった」
  
そんなナレーションと共に、
最初のシーンがいきなりベルリンの壁崩壊(1991年当時は旬のネタ)

大昔を描く大河ドラマとは何の関係もないじゃないか、と思わず言いたくなるオープニング。さっそく嵐の予感。
 
さて、この第1回では、鎌倉末期の足利家の現状説明と足利高氏の誕生~少年期を描いてます

しかし!それより何より
祝!足利直義、実写初登場! (クラッカーを鳴らして小躍り)
これに尽きるでしょう!他に何があるって言うんですか!(断定)
 
足利直義ファンの私にとって、この大河ドラマは唯一無二の「うごく直義」が見られる貴重映像なのです!

(まあ南北朝時代自体が映像化されるのって唯一これだけなんですけど。今のところ)

そんな我らが直義の初登場シーン。

11歳の直義くんがひとつ上の兄・又太郎(のちの高氏)・郎党数人と一緒に、ライバル新田氏の領地にある洞窟の中の祠へ忍び込んで 「御神体を拝もう!」と冒険をしゃれこみます。

それを新田小太郎(のちの義貞)らに見つかり、ケンカになるという何とも微笑ましい情景。

そのシーンの似顔絵がコチラ↓

足利尊氏、足利直義、新田義貞

・・・ああ、直義・・・・

あくまで主役は兄の高氏で、君は引き立て役と判ってるけど、何も顔まで引き立てなくったって(号泣)

兄も兄でその原色過ぎる水干が足利家のセンスの悪さを物語っていますし、こんなビジュアルでは誰が主役なのかわかりません。

新田義貞の少年役の方がずっとカッコイイのはどういう事なのでしょうか?
これは制作側の陰謀ですか?
足利兄弟はそんな扱いなのですか?

それに少年の高氏兄はこの時、幼名の「又太郎」なのに、なぜ直義は元服してないうちから「直義」なのでしょうか

確かに歴史上でも彼の幼名は不明ですが、嘘でもいいから何か名付けてやってください(泣)
もうツッコむこと多すぎです

それに新田くんも新田くんです。
足利の子供たちに「貧乏御家人」と罵られたからと言って、自分より年少の少年たちを力でねじ伏せるのはどうでしょう。

しかも後から追ってきた高氏の従者右馬助に勝ちきれないと知るや去り際に、 

「 いいか、この北条の天下がいつまでも続くと思うな!
   北条は平氏。我らは源氏。
   ゆめゆめ平氏の犬に成り下がるでないぞ! 」 


・・・・いえ、台詞自体はかっこいいのですが、北条>>>足利>>>>>>>>>>新田という現状では、どう聞いても負け惜しみにしか聞こえません。


まあ、顔がかわいいので許してあげましょう。
でもこの3人がこのドラマを引っ張っていくのかと思うと、ちょっと鬱です。

さて、この回では北条家のみならず、その家臣筋の長崎円喜にまで軽んじられる足利家の現状が
さまざまなエピソードを通じて語られます。

ここでの得宗である北条高時のダメダメぶりは、いっそすがすがしい!
片岡鶴太郎氏の演技は本当に秀逸でした。観てない人はゼヒ観て欲しい!!

北条高時

明らかに似合っていない奇抜な金色の衣装!
ずんぐりした体型、ぎろっとしたあの丸い目!!

田楽に狂い、大の闘犬好きで、笑うと「ひゃーっひゃっひゃっ」と奇声を発する高時。
その姿には歴代執権のような知性は全く窺えません。

こりゃ鎌倉幕府は長くないねヽ( ´ー`)ノ

誰にもそう思わせてくれるバカっぷり・・・・
高氏の純朴さも手伝って、より権力者の傲慢さが強調されててステキです♪
足利が鎌倉幕府を倒すその日までとことん腐っちゃって下さいね☆(酷)

○・・・・・ 今回の直義くん ・・・・・ ○

さて、その高時にいじめられてボロボロになった兄を出迎えるべく、足利館にて直義が再登場します。
この場面から演じるのは、少年役の子から変わって高嶋政伸氏。

この時は設定では19歳。
花も恥らう若々しい青年のはずなのに、どう見ても30間近の濃い兄さんなのは目の錯覚でしょうか、そうですよね。

そして私は視線を下げ、気付いたのです
彼が三日月をあしらった直垂を着ていることを!

1991年のこの時の記憶を潜在意識に蓄えて、私はHNを「三日月」にしたのかもしれません・・・
ああ、愛って偉大(こじつけ)

それはさておき、直義くんはふくれて帰って来た兄にがばっと駆け寄ります。

直義「ぅあにうえぇぇ!この直義、こたびのお話、断固反対いたしまする!
そもそも、このようなお話をお受けになる父上も父上、兄弟でありながら直義に一言もお漏らしにならなかった兄上も兄上じゃ!」


青年になった彼の第一声は「兄上」でした。
それは直義らしくてまぁいいのですが、傷だらけの兄を気遣う前に一方的に自分の怒りをぶつけるのはどうなのでしょうか。
 
そして嫁取りの話など知らない兄が呆然としてるのにも茶化すだけ。

直義「あれ?その傷はどうなされました」 

遅いよ!
 
直義「(兄の立ち去った後、右馬助に向かって)・・・しゃべってはまずかったのかの

そのとおりだよ

ああ、気が利かない上に空回りなんて、こんなの・・・こんなの・・・私の直義じゃありません!うわーん!!

次回より直義が脱皮して変化することを切に期待。


○・・・・・ 弟も弟ですが・・・ ・・・・・ ○

一方、高時くんとの一件などで心底北条憎しとなった高氏は、空回りな弟・直義から自分に北条の姫の嫁とリの話があると知って両親に「北条の姫など、生涯もらいませぬ!」と悔し涙をたたえて訴えます。

しかし清子ママにうまいことなだめられて、お使いに行った赤橋家(北条の分家)で出会った登子ちゃんは、可憐で匂うような美少女でした

高氏「(口をポカンと開けて)・・・・・・・・・」

兄、北条の姫と知って見惚れてますよね?
弟も青二才ですが兄も兄で口ばっかりです
兄の北条への憎しみなんて、所詮そんなレベルなのです。
 
こんな兄弟に天下を取らせていいものなのか、深く思い悩む今日この頃です。


  ----《 今回の名台詞 》-------------------------  


足利貞氏「吉見の一党・・・・・門の外へ・・・・お送りいたせ」

今回は足利貞氏パパ(緒方拳)のこの台詞を推します(^_^)

北条へ謀反を起こし破れて足利の領地へ逃れてきた吉見孫太郎の残党をめぐって貞氏パパはじめ一族が悩みます。

助けたい、しかし北条からの仕打ちが恐ろしい。

そうこうする間に館の外では、武装した北条方の兵が引渡しを要請してきます。

渡せば殺されるのは必定、北条への憎悪も重なって開戦ムードになる一同。

貞氏も気持ちは同じだが力で遠く及ばないことも身にしみている・・・・

そこで幾重にも重なった感情が押し殺して搾り出すように出された一言が!表情が!
もうスゴクいいんですよ!(>_<)

貞氏パパの表情は本当に陰があっていいのです!
第2回以降も要チェック☆(って感想じゃ絵は見られませんよね)
スポンサーサイト

テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。