南北朝時代~室町初期のファンサイト。人物紹介、関連書籍、史跡など。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【人物紹介】上杉重能
j-n2sige.gif

上杉 重能(うえすぎ しげよし) 生年不詳-1349(?-貞和5・正平4)

上杉憲房の養子(勧修寺別当宮津入道道免の子)。
宅間上杉氏の祖。尊氏・直義とは従兄弟に当たる。

建武新政期には鎌倉御所(成良親王)の関東廂番を務める。
また尊氏のもとで伊豆守、武蔵守護代。

足利幕府下では伊豆守護、引付頭人を歴任、足利直義の股肱となって尊氏の執事高師直と争う。

さらに諸将が尊氏・直義両派に分かれて対立する中で師直に謀られて、畠山直宗、僧妙吉と共に越前に流されて、49年12月に越前国江守庄で殺された。

◆ 三日月的考察 ◆

「上杉重能なれば家門の一人でことの次第もよくわかり、 公卿の血族だから帝に対する心得もある。重能を置いて外に適任者はいない」

これは1333年、高氏が倒幕のために後醍醐天皇のいる船上山へ使者を遣わす時に、足利直義が言った言葉です。

幕府設立以前から彼の能力が直義に買われていたことの表れなんでしょうね。

1335年に、朝敵と呼ばれることを恐れて尊氏が「出家する!」と寺に篭った時に「たとえ出家しても許さぬ」という偽勅書を作らせて、尊氏に見せたのもこの人でした(「太平記」)

幕府開設後は直義の腹心として政務面で活躍しますが、観応の擾乱に流罪、その地で殺害されてしまいました。

彼のあと詫間上杉氏は、憲顕の子能憲が継ぎます。
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。