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【小説感想】「破軍の星」
三日月の南北朝オススメ書 その1
破軍の星



作者   :北方謙三

主人公  :北畠顕家(1331-1338)

主な登場人物 :北畠親房、六の宮(後村上天皇)、足利尊氏、
           斯波家長、上杉憲顕、結城宗弘など

時代 :南北朝初期(1333-1338)

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「南北朝三大美少年」のひとりであり、
太平記界の出来杉くん、勇知兼ね備えた美貌の勇将、
そして日本史上ただひとりの「鎮守府大将軍」の北畠顕家。

その北畠顕家の小説といえばコレ!と太鼓判を押して
町中に配りたいくらいおすすめの小説です。


鎌倉幕府倒幕後から彼の戦死までの5年間が
テンポ良く描かれています。

なんといっても特筆すべきは顕家のカッコ良さ!

若さゆえの潔癖なまでの政治への思い
ストイックな生き様にオトコを見た!という感じです。

またこんな10代いないよ!というくらい果断で明晰な仕事っぷりなのに
女性には奥手なのがなんとも可愛い!

脇役では足利尊氏のなんともつかみどころのない存在感がいいですね。
尊氏は小説によって描写が分かれていますが
北方謙三の描く尊氏は、
底の知れないなんとも言えない懐の深さを持っていてひきつけられます。




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